外山

102の外山さん

扉かから凄い物音がした。

ドンドンドン、ダンダンダン。

「イテテテテテテ、イテテテ」

「痛い!痛い!」

ただ、転んで悶絶しているだけかも知れないので、無視した。

どうせ扉は閉まっている。

扉の向こうはこちら側から干渉することではない気がした。

どういう背景なのかも分からずに突撃して、なんて事なかったら、今後も気を使われるし、気を使う。

そんな面倒臭いのはごめんだ。